Sansa e280でRockbox
Rockbox - Open Source Juckbox Firmware
市販されている音楽プレイヤーのプログラムをオープンソースで開発できる、ということで気になっていたのだが、対応機種を持っておらず中々試せなかった。対応ハードが現行機種ではないものが多く入手が難しいと思っていたのだが、現行機種で対応しているものがあることが分かり、 フラッシュメモリ 8Gタイプの SanDisk Sansa e280 を購入。Sansa e200シリーズ+rockboxの簡単な日本語情報はこちらに。
ちなみに Rockbox の対応ハードは、こんな感じ。Cowon iAudio は M3に対応してればねぇ…。
- Apple: 1st through 5.5th generation iPod, iPod Mini and 1st generation iPod Nano
(not the Shuffle, 2nd/3rd gen Nano, Classic or Touch) - Archos: Jukebox 5000, 6000, Studio, Recorder, FM Recorder, Recorder V2 and Ondio
- Cowon: iAudio X5, X5V, X5L, M5 and M5L
- iriver: H100, H300 and H10 series
- SanDisk: Sansa c200, e200 and e200R series
- Toshiba: Gigabeat X and F series (not the S series)
ということで、購入してすぐ Rockbox ファームを入れていきなり保証対象外に :) まぁデュアルブートはするんだけど(オリジナルファーム側でなければ USB接続が出来ない。現状は)。
標準配布のRockboxファームだと、再生画面に画像が表示できなくてさびしい感じだったので、こちらのファームを利用させてもらった。
My 3rd very own custom Rockbox build for Sansa e200
利用中のテーマはこちらにおいてある "Shansa" というものだが、標準のものでは日本語が化けたり、日付がヨーロッパ順だったり、と気になるところがあったので、ちょっと修正してみた。
- フォントを日本語対応に(nedore-8を使用。こちらのOsakaフォント10に収録)
- 日付をYY/MM/DD表記に
- こちらの"Ultima v1.0"というテーマを参考に、アクセスランプを左上に追加。画像の背景色を"Shansa"に合わせて適当に修正
- MP3 IDタグの年が入っていれば、タイトル横に表示するよう変更
- ビットレート横に再生コーデック(MP3とかNSFとか)を表示させるよう変更
さらに、cygwinでビルド環境を用意したりと色々弄ってたのだが、別途書くかな。
最近面白いこと・夢中になれることが無く腐りかけていたが、Rockboxは時間忘れるくらい面白い。早くも自分の技術面の限界と、e280のハード的限界が見えてきた気もするが、もう少し遊んでみよう。ここに日々更新されているビルドが上がっており、changelogを見ると楽しくなる。サポート済・検討中 audio codec を見ると、色々期待できるというものだ。
本当は、ちょっと前に玄箱PROにUSBスピーカつなげて音楽サーバ化とかしてたのだが、こちらもまた別途 :)
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