玄箱PROでUSBスピーカを使う

ハックキットで debian 化したのはいいが、どうやらモジュール関係が含まれていないようで、そのままでは USB audio モジュールなどが利用出来ない。

せっかくシリアルケーブルもあるし、ってことでカーネルごとリコンパイルすることに。やっぱりconfigも弄りたいよね :)

とりあえずカーネルコンパイルするために、以下のようなパッケージをインストールしまくり。

kernel-package を入れると同時に入るパッケージ:
dpkg-dev file gettext intltool-debian kernel-package libmagic1 po-debconf

さらに、libc6-dev linux-kernel-headers もインストール。

どうせなら make menuconfig したいよね、ってことで curses 関係も:
libncurses5-dev

モジュール操作すると "QM_MODULES: Function not implemented" が出てうざいので、module-init-tools もインストール。
参考:http://kerneltrap.org/node/3891

次にカーネルビルド。USB audioが音とびするとの症状が報告されているので、下記のパッチをまずは頂いて、パッチ当て。
参考:USB audio の音とび(その2)とカーネル・パッチの更新

.config ファイルが欲しいので、下記ページを参考に make oldconfig しておく。
参考:カーネルの再構築とカーネル・モジュールの構築(2/3 起動イメージの作成)

見慣れた menuconfig でカーネル設定変え放題…結局ほとんど変えなかったが。

make menuconfig
あとは、いつものパターンで。
make uImage && make modules && make modules_install
オリジナルカーネルは /boot/uImage.buffalo に、コンパイル後パッケージは カーネルソースルート/arch/arm/boot/uImage にあるので、バックアップ取って適当に入れ替え。

再起動して、祈る。無事新しいカーネルが起動すれば良。

音楽プレイヤは alsaplayer でも何でも好きなものを利用して、音が鳴れば大成功。ここで説明するまでもなく、下記を見てもらった方が早い ^^;;
参考:USB audio で音楽を再生してみる

ここまでだとオリジナリティが何も無いので、ついで情報。

nsfplay も gcc-3 対応パッチ使って、無事音が鳴った。
コンパイル前に gcc-3.4 と zlib1g-dev をインストールして、以下のような感じで。Linux Zaurusと同じ arm だからいけるかなと思ってたけど、動くとうれしいね。
make -f makefile.linux CC=gcc-3.4
arm? 確か Sansa e280 も arm系だったような…。

Powered by ScribeFire.